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 日本企業及びアフリカ地域での社会イノベーション事業を支援する「Tankyu-X株式会社」を神戸情報大学院大学が設立
  ~アフリカでの主たる活動拠点をルワンダ共和国にも同時設立~
 
 ICT(情報通信技術)で社会課題解決に取り組むイノベーターを育成する「神戸情報大学院大学(以後KIC)」は関連会社として2018年8月「Tankyu-X株式会社」を兵庫県神戸市に設立した。KICはこれまでルワンダなどアフリカ・中東・アジア等途上国を中心に65の国と地域からの留学生・研修員を受け入れ、祖国へ帰った修了生の多くが官庁、民間大手企業、ベンチャー企業などで大きな活躍を見せている。
 

「Tankyu-X」はサービスブランド「Tankyu-X Institute」を通じ、KICが培った豊富な途上国人材ネットワークを活用し、高い技術を持つ日本企業や日本に学び帰国後起業を目指すアフリカ人起業家(100名超のKIC修了生を含む)との共同により途上国の社会イノベーション促進に取り組む。同年10月にはKICが神戸市と共にイノベーション・エコシステム構築を目指しているアフリカのIT立国ルワンダに、同国内企業との合弁により現地法人「Tankyu-X Rwanda inc」を設立し、現地活動の拠点とする。
♦設立の背景
 これまで途上国の社会課題解決は、先進国で実証された技術・ノウハウを輸入する形が主流であった。近年第四次産業革命と称され急速に発展が進むICT分野で、IOT, AI,ビックデータなどの最新技術が無償または安価に活用できるインフラが整ってきた。このことから今産業革命では先進国と同時に途上国も同時に劇的な社会イノベーションが起こる可能性があり、世界が注目しはじめている。国連開発目標であるSDGs達成への貢献にも期待が集まっている。
 既存インフラや規制が乏しい途上国の方が、新しい技術やノウハウを積極的に導入する動機に富み、これまでの先進国とは異なる、非伝統的で飛躍的な発展過程「リープフロッグ(蛙飛び)」現象が芽生えつつある。例えばITイノベーション立国を目指すルワンダでは、緊急時の輸血用血液搬送において劣悪な交通運輸事情を解決するため、ドローンを取り入れた配送事業が先進国に先駆け既に実用化されている。さらに貧困層向け小口融資「マイクロ・クレジット」等、途上国の新しいモデルが先進国に輸入される逆転現「リバース・イノベーション」も起こりはじめている。
 KICでは学生たちが最新ICTを学び社会課題を解決するサービスやシステムを企画、プロトタイプ開発し、ユーザー評価に基づく実証実験を行っている。
 また同年4月には米国Swift Engineering社との合弁による航空宇宙開発ベンチャー「Swift Xi(株)」を設立。日本とアフリカで無人機システム(UAS)サービスを活用した社会イノベーションを促進する事業にも乗り出している。
 「Tankyu-X」では、KICが持つ途上国と人材ネットワークやノウハウに関する知見を活用し、アフリカでの社会イノベーション事業に興味のある日本企業やアフリカ人起業家(100名超のKIC修了生を含む)に対してコンサルティング、人材育成、そして事業推進支援などの事業を展開する目的で設立された。代表取締役社長には同大学副学長の福岡賢二、取締役Tankyu-X Institute所長に同大学学長の炭谷俊樹が就任する。
♦「Tankyu-X Institute」がご提供するサービス内容
アフリカ、中東、アジア、中南米など途上国市場でのICT、農業、医療、教育、行政、都市計画、人道支援分野において事業を手掛けられる日本企業、アフリカ人起業家への下記サービス。
1,コンサルティング事業
途上国での社会イノベーション・事業開発に取り組む国際機関や企業に対するコンサルティングや実証実験サービスの提供。
2,人材育成事業
途上国でのイノベーション・事業開発に興味のある企業や官庁に対する実質的な人材育成事業。
3,イノベーション事業の企画開発推進
​途上国での社会イノベーション・事業開発の事務の推進